• 2022/12/30 掲載

スイス中銀、第3四半期に外貨売却大幅拡大 輸入インフレ抑制

ロイター

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[チューリヒ 30日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)が30日発表したデータによると、2022年第3・四半期に同中銀は7億3900万スイスフラン(7億9935万ドル)相当の外貨を売却した。売却額は第2・四半期の500万フランから大幅に拡大し、輸入インフレ抑制へフラン押し上げを積極化したことを示した。

11月のインフレ率は3%で、中銀の目標レンジの0─2%を上回っている。

中銀は今月、政策金利を0.5%ポイント引き上げ、追加利上げの可能性を示唆した。ジョルダン中銀総裁は、インフレ圧力が幾分和らいだものの警戒を解ける状況ではないとし、フラン支援に向け「適切であれば」将来的に引き続き外貨を売却する姿勢を示していた。

クレディ・スイスのエコノミスト、マキシム・ボテロン氏は、中銀が第4・四半期も外貨売却を続けたと予想し、売却額は10月だけで133億フランと試算した。

「インフレ率が目標を上回っている限り、外貨売却は続くだろう。ジョルダン総裁は、目標とするフランの水準は持っていないと述べているが、(外貨売り)介入は輸入インフレに対し有効であり、フランの過度な下落を防ぐのを意図している」と述べた。

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