- 2022/12/30 掲載
台湾中銀、経済予測に気候変動リスク組み込み
台湾は昨年、温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにする目標を設定した。
台湾中銀は、地球温暖化や環境破壊に関連した予期せぬ自然災害が金融危機の引き金になる「グリーンスワン」リスクを指摘し、世界各国の中銀がすでに各種措置に地球温暖化リスクを組み込んでおり、台湾も追随すると説明。
「気象要因を予測モデルに組み込み、物価や成長率などの予想に与える影響を分析する」とした。気候変動リスクが経済や金融に与える影響を深く理解するため「気候変動に関連した産業レベルの全体的なモデルを構築する」とした。
金融政策手段を活用し、持続可能な金融の発展を促進していく方針だ。
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