- 2023/01/02 掲載
賃金上昇ペースは想定以上、物価への影響警戒=ECB総裁
ラガルド氏は「賃金はおそらく予想よりも速いペースで上昇している」とした上で、「インフレ期待が不安定化したり、賃金がインフレ(押し上げ)効果を持つようなことがあってはならない」と述べた。
新たな政策のヒントは示さなかったが、現在10%近くのインフレ率を目標の2%に下げるため「必要な措置を講じる」必要があると述べた。
「主に財政措置と賃金の動きに関連した現行の国内要因がインフレの定着につながらないよう注意する必要がある」とした。
エネルギー価格高騰でユーロ圏は冬の間、景気後退に陥ると予想されているが、ラガルド氏はさらなるショックがなければ短期的で浅いものになるとの見方を示した。
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