- 2023/01/04 掲載
トルコCPI、12月は前年比+64% 予想以上に鈍化
エルドアン大統領の異例の低金利金融政策と通貨危機を受け、インフレ率は10月に24年ぶり高水準の85.5%となり、11月にはわずかに低下していた。
12月の前月比CPIは1.18%上昇し、こちらも予想の2.7%を下回った。
前月比で最も伸びが大きかったのは健康部門で5.91%。食品と非アルコール飲料の価格は1.86%。一方、輸送価格は4.14%下落した。
前年比で鈍化したのは2021年12月のインフレ率が高水準だったベース効果が要因。
リラ はCPI発表後、対ドルで18.7255リラと横ばいだった。
ロイター調査によると、トルコのインフレ率は今年も高止まりし、23年末には政府予想の2倍近い43.2%になると予想されている。
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