• 2023/01/06 掲載

アサヒビール、3.1%販売増を計画 インフレ下で高付加価値に注力

ロイター

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[東京 6日 ロイター] - アサヒグループホールディングス傘下のアサヒビールは6日、2023年のビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)販売は前年比3.1%増の6119億円を計画していると発表した。物価上昇で市場全体の縮小を見込む中、高付加価値のビールに注力する。

塩沢賢一社長はこの日開いた事業方針説明会で、ビール類市場全体は物価高の影響を受けて3―4%減少すると予想。「価値の高い利益が取れるようなビールに集中する」と述べた。今年10月からビールの税率がもう一段引き下げられるため、第三のビールからの回帰も加速するとみている。

今秋のラグビー・ワールドカップでオフィシャルビールに採用されたことから海外販売に力を入れるとともに、「マルエフ」と呼ばれる「アサヒ生ビール」のラインアップを拡充し、ビールのブランド力を強化する。

一方、これまで新商品の中心的存在だった第三のビールは相当数が淘汰されるとみており、塩沢社長は「そこまでのブランド数はいらない」と語った。26年にはすべてのビール類の税率が統一されていくことから、今年は「今後の動きを決める節目の年」と述べた。

1987年の発売以来、昨年2月に初めて刷新した主力ビールブランドの「スーパードライ」については、蓋を開けると泡が出てくる「生ジョッキ缶」の売れ行きが好調に推移。同年2月から11月のスーパードライ全体の購入者数は市場の伸びを上回り、5%増加した。

アサヒビールの22年のビール類の販売金額は、新型コロナウイルス禍からの回復で前年を10.1%上回る5933億円だった。

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