- 2023/01/10 掲載
米ジェフリーズ、9─11月期は52%減益 引受手数料下振れ
全体の純収入は18%減の14億4000万ドル。投資銀行事業と資本市場事業が35%の減収となった。
金利上昇とロシアのウクライナ侵攻に絡む地政学的な不確実性を嫌い、企業が合併・買収(M&A)活動を手控え、各投資銀行は業績下押し圧力にさらされている。
それでもジェフリーズのリチャード・ハンドラー最高経営責任者(CEO)ブライアン・フリードマン社長は、投資銀行事業の収入は2019年を相当に上回ったと強調。フリードマン氏は、今回の減益はディールが異例なほどの盛り上がりを見せた21年との比較でより目立って見えるものの、コロナ禍前と比べればジェフリーズにとってそれなりの実績を残した年になり、市場シェアを拡大して投資銀行のリーグテーブルも順位を上げたと述べた。
PR
PR
PR