- 2023/01/10 掲載
米NHTSA、テスラに接触 マスク氏のツイートめぐり情報収集
昨年12月31日、あるユーザーが、運転支援機能ソフト「FSD」のベータ版を搭載したテスラ車を1万マイル(約1万6000キロ)以上運転したドライバーは、ハンドルを握るよう注意を促す警告が出る機能をオフにできるようにすべきだとツイート。マスク氏は「同意する。(ソフトを)1月に更新する」と返信した。
NHTSAは「詳しい情報を収集するため、テスラに連絡を取っている」とした。
NHTSAによると、今回の情報収集は、テスラ車が駐車中の緊急車両に衝突する事故が相次いだことを受け、先進運転支援システム「オートパイロット」を搭載した83万台を対象に始めた調査に関連するもの。
調査では、テスラ車がドライバーを十分に運転に集中させていたかが焦点となっている。
同局はこれまで、調査した事故の大半でドライバーがテスラの注意を促す対策に従っていたことを示唆する証拠があったとしており、機能の実効性に疑問が生じている。
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