• 2023/01/19 掲載

国債のイールドカーブ、市場調節方針と「整合的な形状」=日銀展望リポート

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 19日 ロイター] - 日銀は19日に公表した「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)全文で、日本国債のイールドカーブ(利回り曲線)について、短期政策金利マイナス0.1%、10年物金利をゼロ%程度とする現行の金融市場調節方針と「整合的な形状となっている」とし、前回10月の記述を踏襲した。

日銀は17―18日の金融政策決定会合で金融政策の現状維持を全員一致で決定。長期金利の変動幅もプラスマイナス0.5%程度で維持した。

日銀はイールドカーブの歪みが社債発行など企業金融に及ぼす悪影響を懸念して、昨年12月の決定会合で長期金利の変動幅を突如拡大。しかし、10年のところがくぼむイールドカーブの歪みは是正されず、市場では1月会合にかけて政策の再修正観測が高まっていた。

黒田東彦総裁は18日の会見で、昨年12月の政策見直しからそれほど時間が経っておらず、市場機能への影響を評価したり、新たな金利が定着したりするには時間が必要と話した。

社債市場について、展望リポート全文では「総じて良好な発行環境は維持されているが、発行スプレッドは拡大しており、発行金利も上昇している」と記した。

(和田崇彦)

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます