- 2023/01/20 掲載
米経済、軟着陸に移行との見方強まる=ブレイナードFRB副議長
シカゴ大学ブース・ビジネス・スクールでの講演原稿で、製造業の著しい弱体化や個人消費の減速、2023年の控えめな成長を示す他のデータを指摘した上で「インフレは緩やかな成長を背景に過去数カ月にわたり鈍化している」と言及。FRBが昨年実施した積極的な利上げの影響はまだ完全には現れていないとした。
また「総需要の減速が続けば、雇用が大幅に失われることなく、労働市場の緩和とインフレ率の鈍化を促進できる可能性がある」とした。
次回の連邦公開市場委員会(FOMC)での結果に関する直接的な言及はほとんどなく、FRBは引き続き追加利上げで「政策金利を十分制約的な水準に近づける」と述べるにとどめ、市場が期待している0.25%ポイントの利上げを支持するかどうかは明言しなかった。
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