- 2023/02/03 掲載
保有国債の含み損8.8兆円=22年末、金利上昇で拡大―日銀総裁
日銀の黒田東彦総裁は3日の衆院予算委員会で、日銀が保有する国債の含み損が2022年12月末時点で約8兆8000億円になったと明らかにした。日銀が22年12月、容認する長期金利の上限を0.5%に引き上げたことで、国債市場で金利が上昇(債券価格は下落)。含み損は同年9月末の8749億円から拡大した。
日銀は国債を時価評価しておらず、含み損が発生しても決算に影響しない。黒田総裁は「中央銀行や金融政策への信認が失われることはない」との認識を示した。立憲民主党の桜井周氏への答弁。
【時事通信社】
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