• 2023/02/06 掲載

前場の日経平均は続伸 緩和修正思惑が後退、輸出株など堅調

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 6日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比292円51銭高の2万7801円97銭と、4日続伸した。日銀次期総裁に関する報道があり、緩和修正への過度な警戒感が後退した。堅調な米雇用統計を受けて為替はドル高/円安となっていたが、きょうの東京市場で一段と円安が進み、輸出関連株を中心に買いが入った。日経平均の上げ幅は一時、300円を超える場面もあり、堅調な展開となった。

日経平均は寄り付きから255円高と買いが先行した。寄り付き後も上げ幅を拡大し、一時、2万7821円22銭の高値を付けた。買い一巡後はやや伸び悩む展開が続いたが、前引けにかけては再び2万7800円台を回復。円安進行に加え、好決算企業への買いも日経平均を押し上げた。一方、前週末の米国市場でナスダック総合が下落したことから、半導体関連の一角は売られた。

日本経済新聞(電子版)が6日未明に、政府が日銀の次期総裁に雨宮正佳副総裁を打診していると報道し、ひとまずは現状の金融政策が維持されるとの思惑から「市場は好感した」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー)との受け止めが聞かれた。

後場にかけては一段高になる可能性もあるといい、「2万8000円も視野に入ってくるだろう」(浪岡氏)という。

TOPIXは0.61%高の1982.28ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆5927億3100万円だった。東証33業種では、卸売業や不動産業など31業種が値上がり。一方、銀行業や保険業は値下がりした。

個別では、好決算を手掛かりに三菱商事が買われた。また、三菱自動車工業やマツダなど、輸出関連は堅調に推移した。一方、今週に決算を控える東京エレクトロンは1.68%安と軟調だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1246銘柄(67%)、値下がりが517銘柄(28%)、変わらずが73銘柄(3%)だった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます