• 2023/02/07 掲載

空売りヘッジファンド、先週に「ミーム株」ブームよりも急激な買い戻し

ロイター

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[ロンドン/ニューヨーク 6日 ロイター] - 株式の空売りを仕掛けているヘッジファンドが先週の市場で、2015年以来の急激なペースで買い戻しを迫られたことがゴールドマン・サックスの調査ノートで分かった。ロイターがノートの内容を確認した。

ヘッジファンドの買い戻しのスピードは、2021年1月にいわゆる「ミーム株」の買い殺到に伴って多くの空売り筋がポジション解消を強いられた局面を上回った。当時は、ゲーム販売のゲームストップや映画館運営のAMCエンターテインメントといった銘柄に、ソーシャルメディアで情報を共有した個人投資家からの買いが集まった。

今回の場合、買い戻しの引き金になったのは2月1日に米連邦準備理事会(FRB)が利上げ幅縮小を決定し、政策金利のピークが近いとの思惑が浮上して、翌2日に株価が高騰したことだった。

2日のナスダック総合は3.25%高と、1日の上昇率としては2カ月余りぶりの大きさを記録した。

ゴールドマンのノートに基づくと、ヘッジファンドは工業とIT関連のセクターで最も大規模な空売りポジションを構築していた。

ただこうした猛烈な買い戻しがあったにもかかわらず、ヘッジファンドは株価の先行きについて楽観度が増しているわけでもないようだ。JPモルガンの「ポジショニング・インテリジェンス」のノートをロイターが確認したところでは、多くの投資家が強気になっている様子は見受けられないという。

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