- 2023/02/07 掲載
ソフトバンクG傘下のアーム、上場へ順調=ビジョン・ファンドCFO
[東京 7日 ロイター] - ソフトバンクグループ傘下のビジョン・ファンドのナブニート・ゴビル最高財務責任者(CFO)は7日、ロイターとのインタビューで、英半導体設計大手アームは上場に向け「順調に進んでいる」と語った。
ソフトバンクGはアームの新規株式公開準備を進めており、孫正義会長は昨年6月、上場先について「本命は米ナスダックだが、まだ決めたわけではない」と説明。一部報道によると、英政府もスナク首相がロンドン市場への上場を働きかけている。
このほかゴビル氏は、ビジョン・ファンドが投資する企業のうち、市場環境が整えば約30社が上場する準備ができていると述べた。
ソフトバンクGが同日発表した22年10─12月の連結業績で、同ファンドは7303億円の投資損失だった。同ファンドの投資損失は4期連続で、4―12月期に計上した損失額は5兆円を超えた。
ゴビル氏は3号ファンドの立ち上げについて、急ぐ必要はないとの認識を示した。
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