- 2023/02/07 掲載
中国外貨準備、1月は3.184兆ドルに増加 予想上回る
ドルが主要通貨に対して下落したほか、海外の金融資産価格が上昇した。
ロイターがまとめた市場予想は3兆1520億ドル。12月は3兆1280億ドルだった。
人民元は1月に対ドルで2.2%上昇。ドル指数は1.4%下落した。
国家外為管理局は「中国経済は回復が続いており、リバウンドの傾向が見られる。内生的な原動力が引き続き強まっており、外貨準備の基本的安定の維持に貢献している」と表明した。
昨年の外貨準備は1125億ドル減少。人民元の対ドル下落率は7.9%と、1994年以降で最大だった。
人民元は今年値上がりしている。ドルの下落や厳格な新型コロナウイルス規制の解除で中国経済が上向いていることが背景だ。
1月末時点の金準備は6512万トロイオンスで、12月末の6464万トロイオンスから増加。ドル建てでは1252億8000万ドルと、12月末時点の1172億4000万ドルから増加した。
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