• 2023/02/07 掲載

独鉱工業生産、12月-3.1%で予想以上の落ち込み 22年は-0.6%

ロイター

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[ベルリン 7日 ロイター] - 独連邦統計庁が7日発表した12月の鉱工業生産指数は前月比3.1%低下し、市場予想を上回るマイナスとなった。

ロイターがまとめたアナリスト予想は0.7%低下だった。

エネルギー集約型産業の生産が前月比6.1%急減した。

ING幹部のカールステン・ブルゼスキ氏は、エネルギー危機が産業に深刻な影響を及ぼしていることが明らかになったと指摘。「これまでのドイツ経済のけん引役が苦戦を強いられており、状況改善のめどが立っていない」と述べた。

ドイツ政府は冬季のガス不足を回避するため、一般家庭・企業・産業界に20%のガス節約を呼びかけており、規制当局によると、12月の産業界のガス消費は2018─21年の平均水準を15.4%下回った。

2022年の鉱工業生産指数(日数調整後)は前年比0.6%低下した。新型コロナウイルス流行前の2019年からは5.0%低下となった。

統計局は22年3月に急低下した後、回復したものの、年末に向けて再び低下したと指摘した。

パンセオン・マクロエコノミクスの推計によると、第4・四半期の鉱工業生産は0.7%減。第1・四半期はさらに悪化する見通しという。

12月の鉱工業生産はマイナスとなったが、6日に発表された同月の鉱工業生産受注は季節・日数調整後で前月比3.2%増と市場予想を上回った。国内とユーロ圏の力強い需要を背景に1年強ぶりの大幅な伸びとなった。

ドイツ経済省は、各種調査で企業の楽観的な見通しが示されており、深刻な供給障害は緩和していると指摘。受注も依然好調で、冬季の景気低迷は深刻なものにはならないとの見方を示した。

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