- 2023/02/16 掲載
バフェット氏盟友、台湾侵攻リスク重大視せず 「暗号資産禁止を」
取締役を務める米企業の年次株主総会で述べた。
マンガー氏は中国の習近平国家主席について「非常に賢明で現実的な人物」と指摘。「ロシアは楽勝と考えてウクライナに侵攻した。台湾はもはや楽勝には見えないと思う」とし、中国による台湾侵攻リスクを重大視しない姿勢を示した。
その上で「中国では米国より割安に、より優れた強い企業を買うことができる」と述べた。
米電気自動車(EV)大手のテスラが値下げを行っているのに対し、中国の比亜迪(BYD)は値上げしているとし、「中国ではBYDがテスラよりはるかに優位だ」と語った。
台湾積体電路製造(TSMC)については、世界で「最も強い半導体企業」と評価した。ただ、バークシャーは昨年第4・四半期にTSMC株保有を86%削減した。
マンガー氏はさらに、暗号資産(仮想通貨)は「完全に狂った愚かなギャンブル」と一蹴し、米政府は全面的に禁止すべきとの考えを改めて示した。
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