- 2023/02/17 掲載
植田総裁案「的を射た人事」=賃上げ、楽観せず―十倉経団連会長
経団連の十倉雅和会長は16日、広島市で記者会見し、政府が日銀の次期総裁に経済学者の植田和男氏を起用する人事案について「的を射た人事だ」との認識を示した。植田氏について「日銀審議委員を務め、マクロ経済(の研究)でも世界で有名だ。日本で理論と実践で両方卓越した方はそうそういない」と語った。
労使交渉が主要企業で本格的に始まった2023年春闘については、「賃上げが消費に回る、物価と賃金のいい循環にしたいが、楽観はしていない」と述べた。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見する経団連の十倉雅和会長=16日午後、広島市内
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