- 2023/02/17 掲載
FRB、利上げ継続でインフレ低下「固定」=セントルイス連銀総裁
ブラード総裁は、経済成長は鈍化し、失業率は「長期的に自然な水準」に向かって上昇する可能性が高いとしながらも、インフレ率が高止まりし、経済の産出が潜在力を上回る中でも、「ディスインフレ」のプロセスは始まっており、こうした動きはFRBの追加利上げで継続するとの考えを示した。
その上で、米経済は「これまでの想定よりも速いペースで成長しており、労働市場は堅調で、失業率は長期的な自然水準を下回っている」と指摘。「経済成長が続き、労働市場が堅調な中でも、利上げを継続することでインフレ期待が低く抑えられ、年内にディスインフレ傾向を固定できる」と述べた。
ただ、具体的にあと何回の利上げが必要になると考えているかは明らかにしなかった。ブラード総裁はタカ派として知られる。
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