- 2023/02/23 掲載
23年石油需要伸び見通し36%引き上げ=モルガンS
「中国の渋滞などの移動指標は着実に上昇している」とし、「運航計画はジェット燃料の需要見通しを強固にした」と説明した。
ただ、ロシアからの供給は予想以上に強く、23年下半期の生産減少は以前の想定よりやや縮小するとして、その間の北海ブレント原油先物価格の見通しを1バレル=90─100ドルと、前回の100─110ドルから引き下げた。
ロシアの生産量見通しについては「以前は23年に前年比で日量約100万バレル減少すると見込んでいたが、これを日量40万バレル減とした」と記した。
米ゴールドマン・サックスは今月、23年の北海ブレント原油先物の価格見通しを引き下げ、23年と24年の世界供給予想を引き上げた。とりわけロシア、カザフスタン、米国の上方修正が目立った。
しかし、ゴールドマンは、23年の中国の需要が日量110万バレル増え、6月には再び供給が追い付かなると指摘した。
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