• 2023/02/24 掲載

23日米株、短期オプション大口取引がかく乱か=野村ストラテジスト

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ニューヨーク 23日 ロイター] - 23日の米株式市場でS&P総合500種が一時下押しした原因は、短期オプションの大口取引がもたらした強烈な売り圧力だった――。ノムラのストラテジスト、チャーリー・マクエリゴット氏はノートにこうした分析を記した。

マクエリゴット氏によると、この日午前に、権利行使水準が4000に設定されたS&P500Eミニ先物のプットオプション(売る権利)について、約2万6000枚が購入された。

市場参加者がプットを購入した場合、取引の相手方は株式先物を売ってリスクをヘッジしなければならない。さらに株価が下落すれば、この相手方は先物の売却規模を拡大する必要がある。

マクエリゴット氏は、これらの取引が株式市場におよそ20億ドル相当の売り圧力を生み出し、S&P総合500種の下げにつながった公算が大きいと指摘。株価下落が加速すれば、売り圧力は最大で50億ドル相当に膨らむ恐れがあると付け加えた。

S&P総合500種は朝方に前日終値比0.9%高に達した後、正午までに0.6%安まで軟化する局面があった。

米株市場ではここ数カ月、24時間未満で満期が到来する「0DTE」と呼ばれるオプション取引の売買高が記録的な高水準となり、ザラ場における現物の価格変動を助長させかねないとの懸念が広がっている。

マクエリゴット氏は、23日の件は恐らくこれまでで最大規模の0DTEの取引だったのではないかと述べた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます