• 2023/02/24 掲載

株高・債券高が一服、植田日銀総裁候補のYCCに関する発言で

ロイター

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[東京 24日 ロイター] - 金融市場では、株高・債券高が一服している。日銀総裁候補の植田和男元日銀審議委員が24日、衆院議院運営委員会で、日銀が現在採用しているイールドカーブ・コントロール(YCC)政策について、「基調的な物価見通しが一段と改善する姿なら正常化方向での見直し考えざるを得ない」と述べたことに反応した。

植田氏が冒頭、「現在の日銀の金融緩和は適切」と述べたことで、金融市場では安心感が広がり、日経平均は350円を超える上昇となったが、YCCに関する発言で、現在はやや伸び悩んでいる。また植田氏は「買い入れたETFの取り扱いは大問題、出口が近づけば具体的に検討」と述べた。

植田氏は、現在の金融政策の下ではさまざまな副作用が生じているものの「2%目標の実現にとって必要かつ実質的な手法だ」と述べた。日銀が実施してきた金融緩和の成果をしっかり継承し、物価安定達成へ総仕上げの5年間にしたいと述べた。

また植田氏は、日本経済はコロナ禍の落ち込みから持ち直しているが「内外経済や金融市場を巡る不確実性はきわめて大きい」と述べた。一方、足元の物価高は主に輸入物価高によるコストプッシュ要因によるものであり「需要の強さによるものではない」と指摘。コストプッシュ要因は今後減衰し、「消費者物価上昇率は来年度半ばにかけて2%を下回る水準に低下していく」との見通しを示した。

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