• 2023/02/28 掲載

各国中銀、長期停滞と低インフレリスクに警戒必要=若田部日銀副総裁

ロイター

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[28日 ロイター] - 日銀の若田部昌澄副総裁は27日、コストプッシュ要因による物価高は長続きしないため、各国中銀は引き続き長期停滞と低インフレの潜在的リスクを警戒する必要があると述べた。

同副総裁は米コロンビア大学で講演し、日本経済は長期間デフレ状態にあったが、持続的な金融緩和が実体経済にプラスの影響を与えたことは確かだと述べ、日銀が進めてきた大規模な金融緩和政策の効果を改めて強調した。

また、マイルド・インフレ・レジームは終わってはおらず、長期停滞と「日本化(Japanification)」の潜在的な危険は過ぎ去っていないと言うべきだ、と述べた。

世界的にインフレが加速しているが、足元の物価高の要因の多くはウクライナ戦争などのコスト増によるものだと分析した。

外因的な衝撃が発生すると従来の価格体系から新たな価格体系への調整が行われ、調整後、上昇したインフレ率は定常的なインフレ率に戻る可能性が高いと説明。

この率がどのように影響を受けるかが重要なポイントになるとし、もちろん、コストプッシュ要因が残る可能性はあるが、それが定常的なインフレ率を押し上げるかどうかは分からないとした上で、コストプッシュ・インフレが長続きしないことはよく知られていると述べた。

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