- 2023/03/03 掲載
ECB、高水準のコアインフレ続けば金利4%も=ベルギー中銀総裁
記者会見で「もしコアインフレが現在の欧州で見られる5%超の水準にとどまり、コアインフレが低下しているという明確なシグナルが得られない場合、さらなる対応が必要になるだろう」と述べた。
ECBはすでに3月16日に開催される理事会での0.50%ポイントの利上げを示唆。ラガルド総裁は2日にそれを確認し、今後得られるデータによっては3月以降も利上げを実施する可能性があるとの認識を示した。
ウンシュ氏は、コアインフレ率が5%程度にとどまるなら、ECBは米国や英国など他の中銀の行動を検討する必要があるとする1カ月前の見解を繰り返した。
「私としては、4%という水準の検討も排除しない」と発言。「しかし、コアインフレの推移を見ずに金利がどこに向かうべきかを判断することはないと主張したい」と語った。
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