- 2023/03/03 掲載
SUBARU社長に大崎専務=中村氏は会長に―6月就任
SUBARUは3日、大崎篤専務(60)が社長に昇格する人事を発表した。中村知美社長(63)は代表権のない会長に就く。6月に開催予定の定時株主総会後の取締役会を経て、正式決定する。検査不正問題やコロナ禍などの懸案に一定のめどが付いたとして、製造部門トップの大崎氏にバトンタッチする。技術畑出身の社長は17年ぶりとなる。
中村氏は、新車検査に無資格の従業員が関わる不正が発覚した翌年の2018年に社長に就任し、品質改革や信頼回復を主導した。大崎氏は、エンジニアとしてエンジン設計に携わったほか、労働組合の専従書記長も務めた。品質保証本部長として、不正発覚後の風土改革にも取り組むなど多様な経験が評価された。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見で握手するSUBARU(スバル)の中村知美社長(左)と次期社長に内定した大崎篤専務=3日午後、東京都港区
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