- 2023/03/03 掲載
独サービスPMI、2月改定値50.9で2カ月連続拡大 需要が回復
需要が回復し楽観的な見方が強まった。
S&Pグローバルの経済アソシエートディレクター、フィル・スミス氏は「サービス部門は昨年第4・四半期に大きく落ち込んだが、2023年に向けて明るいスタートを切った」と指摘。しかし成長率が2四半期連続でマイナスになるリセッション(景気後退)を回避できるかどうかはまだ分からないとした。
調査によると、企業は需要がやや回復し、先行きについてより楽観的な見通しを示した。
スミス氏は「エネルギー価格と景気後退を巡る懸念が和らいだことで経済に一定の信頼感が戻った」と分析。
物価については「インフレは引き続き高水準だ。特にサービス業では賃金要求の高まりもあり、コストと販売価格が過去最高のペースで上昇している」と述べた。
サービス業と製造業を合わせた総合PMIは、50.7と1月の49.9からわずかに上昇し、8カ月ぶりに50を上回った。
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