- 2023/03/06 掲載
ユーロ圏投資家心理、3月は予想外に低下 見通し急激に悪化
調査会社センティックスが6日発表した3月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス11.1。アナリストの予想(マイナス6.3)に反し2月(マイナス8.0)から低下した。
現況指数はマイナス10.0からマイナス9.3に上昇。5カ月連続で上昇したが、依然マイナス圏でユーロ圏経済が良くて停滞局面であることを示唆する。
期待指数はマイナス6.0からマイナス13.0に低下。この数カ月、2桁のマイナスから徐々に改善してきたが急反落した。
センティックスは「ネガティブな景気見通しが現実のものとなれば、この停滞局面は早期にリセッション懸念に転じる可能性がある。マネーサプライの伸びは依然弱く、金利上昇と相まって今年の経済に深刻な負担となりそうだ」と指摘した。
調査は1309人の投資家を対象2─4日に実施した。
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