- 2023/03/06 掲載
英建設業PMI、2月は54.6に上昇 5月以来の高水準
商業建設と土木工事が回復し、ロイター調査によるエコノミスト予想平均の49.1も上回った。
しかし、S&Pグローバルの経済ディレクター、ティム・ムーア氏は、新築住宅建設プロジェクトの削減は、引き続き弱点だと述べた。国内住宅市場は過去数カ月で減速、借入コストと生活費上昇が打撃となりの需要が低迷している。
住宅建設は3カ月連続で減少、建設業者は金利上昇や需要低迷を要因として挙げた。商業建設は9カ月ぶり高水準。新規受注も好調だった。ムーア氏は「景気後退懸念が薄れ世界経済見通しが改善し、商業部門での顧客の信頼感が高まったと一部企業は指摘した」と述べた。
雇用創出低迷とコスト削減の努力は引き続き圧迫要因だったが投入コスト上昇率は2020年11月以来の低水準となり、価格圧力のピークは過ぎたもよう。
製造・サービス・建設を合わせた全セクターPMIは53.2と前月の48.5から上昇、昨年7月以来の高水準になった。
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