- 2023/03/07 掲載
台湾輸出、2月は6カ月連続減で2年ぶり低水準 上期の見通し厳しい
少なくとも上半期の見通しは依然厳しいという。
1月は21.2%減。ロイターがまとめた市場予想は14%減だった。
財政部は「最終需要の低迷で世界経済の成長の勢いが鈍った」とした上で季節要因も影響したと述べた。
2月の電子部品の輸出は前年比17.8%減の129億4000万ドル。半導体輸出は17.3%減少した。
2月の対中輸出は110億ドルで、前年比30.2%減。前月は33.5%減だった。
財政部は世界的なインフレと主要国の金融引き締めが引き続き外需の重しになると指摘。ウクライナ戦争や米中貿易関係の緊張といったリスク要因も挙げた。
財政部によると、3月の輸出は前年比16─19.5%減となる見通し。
2月の対米輸出は13.7%減。前月は14.5%減だった。
台湾の2月の輸入は9.4%減の287億ドルと、約2年ぶりの低水準。台湾では輸入が完成品再輸出の先行指標とみなされることが多い。市場予想は9.8%減、1月は16.6%減だった。
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