カナダ中銀、利上げ停止＝９会合ぶり、インフレ緩和で

【ニューヨーク時事】カナダ銀行（中央銀行）は８日開いた金融政策会合で、主要政策金利を４．５０％に据え置くことを決めた。据え置きは９会合ぶり。ロイター通信によると、金融引き締めに取り組む世界の主要中銀で利上げを停止するのは初めて。

カナダ銀は昨年３月から今年１月にかけ、インフレを抑制するため政策金利を合計で４．２５％引き上げた。インフレ圧力が和らいだことを踏まえ、利上げを停止して政策効果を見極める。量的引き締めは続ける。

【時事通信社】 〔写真説明〕カナダ銀行＝オタワ（ＡＦＰ時事）