暗号資産関連の米銀行清算＝ＦＴＸ破綻余波

【シリコンバレー時事】米銀行持ち株会社シルバーゲート・キャピタルは８日、暗号資産（仮想通貨）業者向けの金融サービスを手掛ける傘下銀行を自主清算すると発表した。暗号資産交換業大手ＦＴＸトレーディングの経営破綻の余波で、財務が急激に悪化していた。清算の時期は不明だが、預金は全額返金する方針。

シルバーゲート・キャピタルは昨年１月、米メタ（旧フェイスブック）の主導で発行を目指していた暗号資産「ディエム」の技術を買い取ったことでも知られる。

【時事通信社】