売上金でビットコイン＝１円単位、アプリで取引―メルカリ

フリーマーケットアプリ大手メルカリは９日、暗号資産（仮想通貨）ビットコインを売買できるサービスを始めたと発表した。不用品を売って得た売上金やポイントの残高を使って１円単位で購入でき、アプリ内で取引が完結するのが特徴。暗号資産取引の未経験者でも投資しやすくし、フリマを中心とする経済圏を広げたい考えだ。

サービスは子会社のメルコイン（東京）が提供。本人確認済みのアカウントであれば最短３０秒で利用申し込みができ、運用額や評価額は日本円で表示される。当初はビットコインのみを取り扱うが、拡充を検討する。

【時事通信社】 〔写真説明〕ビットコイン取引サービスの開始を発表するメルカリの山本真人執行役員（左）＝９日午後、東京都港区 〔写真説明〕フリーマーケットアプリ大手メルカリが始めたビットコイン取引のアプリ画面（同社提供）