- 2023/03/31 掲載
OPECプラス、減産方針据え置く見通し 3日に閣僚会合
北海ブレント油価格は20日に1バレル=70ドル近くまで下落し、15カ月ぶりの安値を付けた。ただ、世界的な銀行危機を巡る懸念が和らいだことや、イラクのクルド自治区からの輸出停止で供給が抑制されたため、現在は80ドル近くまで値を戻している。
ある関係筋は、「新しい動きが出るとは考えにくい」と指摘。別の人物は「クルド産原油の減少と最近の価格下落は、今年のOPECプラスの政策全般の道筋に影響を及ぼすほど重要なことではない」と指摘した。
また他の3人の関係筋も、生産方針が変更される可能性は低いと述べた。
OPECプラスは昨年11月、日量200万バレルの減産で合意した。
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