- 2023/03/31 掲載
スイス中銀、まだ外貨売りの用意ある=メクラー理事
チューリヒでのイベントで「適切な金融環境を確保するため、引き続き必要に応じて為替市場で行動する用意がある」と述べた。
スイス中銀は過去数カ月、スイスフラン高抑制のための自国通貨売りから、輸入インフレ抑制への対策として外貨売りに姿勢を転じている。
ジョルダン総裁は先週、中銀は2022年第4・四半期に270億スイスフラン(295億6000万ドル)相当の外貨売りを実施したことを明らかにした。
先週の会合では、政策金利が50ベーシスポイント(bp)引き上げられ1.5%となった。インフレ対策で4回連続の利上げとなった。
スイスの2月のインフレ率は3.4%。ユーロ圏の8.5%と比較すると低い水準だが、中銀の目標レンジである0─2%を上回っている。
メクラー理事は今年6月末に退任する予定。
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