- 2023/04/01 掲載
中国、米マイクロンの半導体を調査 サイバーリスク阻止と説明
CACは短い声明の中で、重要な情報インフラのサプライチェーン(供給網)のセキュリティーを保護し、隠れたリスクを阻止し、国家の安全を守ることが狙いだと説明した。マイクロンのどの製品を調査するのかといった他の詳細情報は明らかにしなかった。
マイクロンはコメントの要請にすぐには応じなかった。発表後、マイクロンの株価は寄り付き前の時間外取引で3.3%下落した。
米国は、軍事利用が可能な人工知能(AI)などのアプリケーション用半導体を製造するのに利用される恐れがあるとして、半導体製造技術の中国への輸出規制を強化した。マイクロンのライバル、長江存儲科技(YMTC)などの中国半導体大手を規制対象としている。
日本政府は31日、中国が先端半導体を製造できるようになるのを抑えるため、米国と同調した輸出規制強化策を発表した。先端半導体の製造に不可欠な先進的なリソグラフィー装置メーカーを抱えるオランダも3月上旬、輸出規制について発表していた。
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