- 2023/04/04 掲載
第1四半期の米自動車販売、在庫改善でGMなど好調 トヨタ苦戦
2022年の米自動車販売でトップに返り咲いた米ゼネラル・モーターズ(GM)の第1・四半期販売台数は17.6%増の60万3208台。
GMのエグゼクティブバイスプレジデント、スティーブ・カーライル氏は声明で「第1・四半期に市場シェアを大きく伸ばした」と指摘。「価格は好調で、在庫も非常に良好な状況だった。電気自動車(EV)の販売は四半期ベースで初めて2万台を突破した」と述べた。
一方、トヨタは8.8%減の46万9558台。ただ、在庫は改善しつつあると明らかにした。
マツダ、ホンダ、現代自動車の販売台数は軒並み増加した。
EV大手テスラは、第1・四半期の世界販売台数が前年同期比36%増の42万2875台で、過去最高を記録した。ただ、競争激化や景気先行きに対する懸念が圧迫し、市場予想の43万0008台を下回った。
アナリストは、金利上昇や景気後退を巡る懸念が今後の自動車販売台数に影響する可能性があると指摘する。
米自動車調査会社エドモンズは、第1・四半期の米販売台数を350万2324台と予想。前年同期からは増加するものの、前四半期からは1.8%減となる見通し。
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