廃線跡地にドローン練習場＝事業化へ新興企業と協業―ＪＲ北海道

ＪＲ北海道は１２日、廃止した日高線の一部や石勝線夕張支線の跡地で、ドローン練習場の提供やワインの貯蔵事業などを行うと発表した。廃線跡地を地域資源として生かす狙いで、スタートアップ（新興企業）からアイデアを募っていた。今後、それぞれの新興企業と具体的な場所や開始時期などを協議し、事業化を進める。

ドローン事業は、ドローンを使ったインフラ点検などを手掛けるｍｍガード（東京）と実施する。細く長い廃線跡地の特徴を生かして長距離飛行コースとして使う考えで、日高線鵡川―様似間の跡地で行うことを想定している。

【時事通信社】 〔写真説明〕廃線跡地で飛行を予定しているドローン（ｍｍガード提供）