• 2023/04/14 掲載

英銀、幅広い信用収縮の兆し乏しい=BOE金融環境調査

ロイター

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[ロンドン 13日 ロイター] - イングランド銀行(BOE、英中央銀行)が13日公表した「四半期金融環境調査」によると、英銀は今後数四半期中に住宅ローンの新規実行を抑制する見通しだが、最近の世界的な銀行危機によって幅広い信用収縮が起こっている兆候は乏しい。

米シリコンバレー銀行の経営破綻やクレディ・スイスの救済劇を受け、BOE幹部らは英国の金融環境がタイト化していないか注視していた。今回の調査結果により、広範な信用収縮が英経済に大きなリスクをもたらすとの懸念は和らぎそうだ。

HSBCのエコノミスト、リズ・マーティンズ氏は「3月には金融が引き締まり混乱も起こったが、銀行が(与信を)引き揚げている証拠は多くない」とした。ただ、調査期間が2月27日から3月17日だったため、一部の回答は銀行破綻の前に提出された可能性があることに注意を促した。

調査によると、銀行は融資の際に市場金利に上乗せする「スプレッド」が、第2・四半期に縮小する可能性が高いとの見方を示した。

昨年9月にはトラス前首相の短期政権下で金融市場が混乱し、住宅ローン金利のスプレッドが急拡大していた。

今回の調査でも、銀行が住宅ローンに関しては慎重な貸し出し姿勢を維持していることが示された。

しかし銀行は今後数カ月間、消費者信用を拡大し、企業向け融資も既存水準を維持する意向を示した。

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