• 2023/04/18 掲載

午前の日経平均は8営業日続伸、米景気懸念緩和で 銀行株が堅調

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[東京 18日 ロイター] - 午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比160円54銭高の2万8675円32銭となり、8営業日続伸した。前日の米国市場で過度な景気懸念が後退し、株高となったことから、東京市場でも買いが優勢となり、日経平均は3月9日以来の高値を付けた。特に、銀行株が堅調で相場をけん引した。

日経平均は52円高と小幅に続伸してスタート。その後は上げ幅を拡大し、一時前営業日比約179円高の2万8694円74銭まで上昇した。銀行株のほか、為替の円安基調を受け、自動車などの輸出関連銘柄もしっかりだった。一方、半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が2023年通年の設備投資に関わる見通しを引き下げたとの報道が嫌気され、指数寄与度の大きい半導体関連銘柄は朝方から軟調に推移した。

みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは「米国や欧州の銀行株が下げ止まっていることがきょうの銀行株高の要因の一つだろう」と指摘。午前11時に発表された中国の主要な経済指標が堅調だったことも日本株の支援材料になるとみており「(日経平均は)まだ上値余地がありそうだ」と述べた。後場にかけても堅調な地合いが続きそうだ、という。

TOPIXは0.75%高の2042.26ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆2083億9400万円だった。東証33業種では、銀行や水産・農林、小売など29業種が値上がり。鉱業や石油・石炭製品、海運など4業種は値下がりした。

個別では、みずほフィナンシャルグループが1.6%高となるなど、大手行が軒並み堅調。SUBARUなど自動車株もしっかりだった。一方、指数寄与度の大きい東京エレクトロンが2.2%安、アドバンテストが2.7%安と軟調で、2銘柄で指数を56円程度押し下げた。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1441銘柄(78%)、値下がりが321銘柄(17%)、変わらずが73銘柄(3%)だった。

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