- 2023/04/24 掲載
米商業銀行の預金残高、直近週は小幅減少 中小行からの流出は一服か
ただ小規模銀行の預金は横ばいとなり、先月のシリコンバレー銀行(SVB)などの破綻をきっかけとした中小行からの預金流出は収まってきた気配がうかがえる。一方、最上位25行はほぼ全行で預金が減少した。
預金の中では、金利上昇に伴って大口定期預金残高が増加し、直近では1兆8700億ドルと、季節調整前ベースで2009年11月以来の高水準だった。全預金に占める比率は10.8%で、20年8月以来の大きさになったが、08年5月に記録した31%と比べるとなお3分の1程度にとどまっている。
融資とリースの総残高は12兆0500億ドルと、前週の12兆0600億ドルからわずかに減った。
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