消費者態度指数5月は0.6ポイント上昇の36.0、判断据え置き

［東京　３１日　ロイター］ - 内閣府が３１日に発表した５月消費動向調査によると、消費者態度指数（２人以上の世帯・季節調整値）は、前月から０．６ポイント上昇し３６．０となり３カ月連続で改善した。内閣府は消費者態度指数の基調判断を「持ち直している」に据え置いた。

消費者態度指数を構成する指標の前月比は、「耐久消費財の買い時判断」が１．１ポイント、「雇用環境」が０．８ポイント、「暮らし向き」が０．７ポイントそれぞれ改善した。「収入の増え方」は０．２ポイント悪化した。

１年後の物価が上昇するとの回答は全体の９３．１％で、前月比で０．１ポイント減少した。このうち、５％以上が上がるとの回答は５２．９％で、前月の５６．４％から低下した。