「ハリー・ポッター」の世界体感＝としまえん跡地に開業

人気映画「ハリー・ポッター」の世界を体感できる屋内施設「ワーナーブラザース

スタジオツアー東京」が１６日、オープンした。２０２０年８月に閉園した遊園地「としまえん」（東京都練馬区）の跡地に、映画のスタジオセットを再現。魔法に彩られた名場面を追体験できる。

物語の舞台となる魔法学校「ホグワーツ」の大広間や、商店街「ダイアゴン横丁」などのセットに入って出演者の気分を味わえる。ほうきに乗って空を飛んでいるような映像を撮ったり、映画に登場する「動く肖像画」に成り切ったりすることもできる。魔法のつえや登場人物の衣装も展示されている。

オープニングセレモニーには、主人公のライバル「ドラコ・マルフォイ」役で出演した英俳優トム・フェルトン氏が出席。「ホグワーツの二つ目のホームとして、東京ほどふさわしい場所はない」とあいさつした。

ホグワーツの衣装を着て来場した女性会社員（３１）は、「わくわくして、眠れなかった。ダイアゴン横丁が楽しみ」と目を輝かせた。

チケットは公式サイトのみで販売。１８歳以上が６３００円、中学・高校生が５２００円、４歳以上の幼児・小学生は３８００円。

レストランやショップもあり、映画で主人公らが飲んでいた「バタービール」も味わえる。

【時事通信社】 〔写真説明〕映画「ハリー・ポッター」の世界を体感できる施設のオープニングセレモニーに出席した英俳優トム・フェルトン氏（中央左）ら＝１６日午前、東京都練馬区 〔写真説明〕映画「ハリー・ポッター」の世界を体感できる「ワーナーブラザース

スタジオツアー東京」がオープンし、記念撮影する人＝１６日午前、東京都練馬区