- 2023/06/16 掲載
独アウディ、特に中国で新型EV開発の加速が必要=CEO
ドゥスマン氏は「開発プロセス全体の見直しを進めている」と表明。「コネクティビティー(接続性)とソフトウエア分野で新たなより短い生産サイクルが求められており、これを中国で行う方法もより真剣に検討している」と述べ、ゆくゆくは開発期間を現在の約48カ月から30カ月に近づけたいとの期待を示した。
アウディは電池式EVの開発でBMWやメルセデス・ベンツに後れを取っている。
ドゥスマン氏は、2030年には高級車市場における電池式EVの割合が、地域にもよるが60─70%に達しているはずだと予想。「市場が突然、急激に変化する時に対応しなくてはならない」と述べた。
また、こうした変化は中国ではもっと早く起きる可能性があるが、アウディは中国での販売実績が予想を下回っていると指摘。これは中国でのニーズを満たすのに最適なEVの品ぞろえがないためだとした。
アウディの1─3月の中国でのEVの販売台数は3000台強にとどまった。
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