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  • インフレ面での進展遅い、幾分の追加引き締め必要も=ウォラーFRB理事

  • 2023/06/17 掲載

インフレ面での進展遅い、幾分の追加引き締め必要も=ウォラーFRB理事

ロイター

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[ワシントン 16日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は16日、インフレ低下に向けた進展は遅く、幾分の追加引き締めが必要となる可能性があるという認識を示した。

ウォラー理事はノルウェーの首都オスロで開かれた会合で「コアインフレは想定したほど低下していない」とし、「インフレに動きは見られず、インフレ低下に向け、おそらくもう少し引き締める必要があるだろう」と語った。

また、3月上旬に起きたシリコンバレー銀行破綻以後の信用状況の変化は、それ以前に始まっていたFRBの利上げによる金融引き締めの流れに「沿っている」とし、銀行の融資方法や利率設定での顕著な変化はまだ示されていないとの見解を示した。

ウォラー氏は「銀行による融資条件は3月以降厳しくなっているものの、これまでの変化はFRBが1年超前に利上げを始めてから銀行が実施してきた流れに沿っている」と発言した。

「銀行部門の金融ストレスは、これからの金融政策の適切なスタンスを決定する上で同僚と私が注意深く見ている要素だ」と言及。銀行が預金の減少やその他の流動性の逼迫を恐れてインフレ率低下に必要なよりも強く信用を制限している可能性を「FRBが無視すれば、引き締め過ぎた政策になるかもしれない」と語った。

その上で、ウォラー氏はFRBが政策金利の政策を通じて実施しようとしていたことよりも「最近の銀行部門の緊張が融資条件の引き締めを著しく強めたかどうかはまだ明らかではない」と指摘した。

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