- 2023/06/17 掲載
FRB、主要サービスインフレ高止まり 緩和の兆しなし=報告書
報告書は、パウエルFRB議長の来週の議会証言を控えて策定された。
報告書は「労働需要は経済の多くの分野で緩和されたが、資質を備えた労働者の供給を上回る状態が続いており、空席のポストが高止まりしている」と紹介。賃金上昇は今年前半に鈍化したものの、「長期的にはインフレ率が2%に見合うペースを上回っている」と記した。
また、銀行による融資が過去1年間に「著しく引き締まった」とし、3月に複数の地方銀行が破綻したことを受けて一段と引き締まる可能性が高いとの見解を示した。一方で「一部の銀行は収益性に懸念があるものの、銀行システムは引き続き健全で耐久性がある」と訴えた。
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