- 2023/06/19 掲載
欧州諸国は半導体投資巡り台湾との関係強化すべき=台湾外交部長
半導体受託製造の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)による海外投資は、国務院(政府)の承認が必要。TSMCはドイツでの工場建設を検討している。
呉氏は、国務院がTSMCによる投資に条件を課すことはなく、プロジェクトが利益を生み出すかどうかはTSMCが判断すると話した。
さらの呉氏は、台湾が欧州での投資を阻止することはないが、台湾による支援を望んでいる国が台湾とのより幅広い関係を検討する必要があるという理念上の問題が存在すると指摘。「TSMCを呼び込みたい国は、台湾の状況について考えられると期待したい」と述べた。
中国は台湾を自国の領土と主張しており、台湾はこれに強く反発している。呉氏は「(欧州諸国が)前向きに考えることができるのなら、台湾と欧州諸国の関係は以前よりも大きく改善するだろう」と語った。
関係筋によると、呉氏はチェコを訪問し、ブリュッセルに向かったという。
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