- 2023/06/21 掲載
IFO、今年の独GDP予測を0.4%減に下方修正 インフレが重し
根強いインフレが個人消費の重しになっているという。
IFOの経済予測責任者ティモ・ボルマーショイザー氏は「ドイツ経済は非常に緩やかなペースでしか景気後退から脱却していない」と指摘。
来年のGDP予測も1.7%増から1.5%増に引き下げた。
インフレ率は昨年の6.9%から緩やかに鈍化し、今年5.8%、来年2.1%になる見通し。
個人消費はインフレを背景に今年1.7%減少する見通し。来年は2.2%増と予想されている。
今年の失業者数は若干増加するが、失業率は前年と変わらずの5.3%となる見通し。来年の失業率の予想は5.5%。
新規の政府借入は昨年の1060億ユーロ(1150億ドル)から、今年690億ユーロ、来年270億ユーロに減少する見通し。
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