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  • 2023/06/22 掲載

ユーロ、22年の世界使用通貨で2位維持 ロシアの依存度低下でも

ロイター

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[フランクフルト 21日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は21日に発表した年次報告書で、制裁を受けたロシアが通貨ユーロへの依存度を下げたものの、ユーロが2022年に貿易、金融、準備高で使われた通貨として世界で2番目に多かったと明らかにした。

世界通貨としての米ドルとユーロの優位性は、中国の台頭やロシアとの関係悪化を受けて疑問視されている。また、インドやブラジルといった新興国で金融の独立性強化が議論されている。

ただ、報告書では状況が急速に変化する可能性を中央銀行が警告したものの、ユーロの強靱さに焦点を当てた。

報告書によると、ユーロは22年の世界の外貨準備高の20.5%、国際債務の22%、融資の27.6%をそれぞれ占め、外国為替取引高を含めてシェアを維持または高めた。

国境を越えた迅速な決済を可能にするメッセージシステム(ネットワーク)のSWIFT(国際銀行間通信協会)を通じた世界での決済に占めるシェアは約40%から30%へ低下したが、シェアを奪ったのは主にドルで、中国の人民元などの代替通貨の上昇幅はわずかにとどまった。

昨年2月にウクライナへ侵攻したロシアは欧州連合(EU)や他の西側諸国から制裁を受けた後、請求時の通貨にユーロを使う割合を35%から13%へ低下させ、ルーブルと人民元に切り替えた。

ロシアの銀行がSWIFTから排除された後、SWIFTではルーブルを使えなくなった。報告書は、ロシアや中国などの代替メッセージングシステムに関するデータを提供していない。

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