- 2023/06/22 掲載
「世代超え慕われた」=牛尾氏死去、財界から悼む声
ウシオ電機創業者で名誉相談役の牛尾治朗氏の死去を受け、財界からは悼む声が相次いだ。経済同友会の新浪剛史代表幹事は21日に公表した談話で、牛尾氏が1995年から代表幹事を務めた際に、「若手経営者や新入会員、外国人会員の積極的な議論参加を非常に重視し、人との出会いや縁を大切にする重要性を説いた」と強調。「経済界や政界、世代を超えて多くの方々に慕われ、愛された」と振り返った。
経団連の十倉雅和会長も、「諸政策を長年にわたり積極的に発信し、強いリーダーシップを発揮してきた」と高く評価。国内外の課題克服には政治と経済の連携が必要と指摘した上で、「牛尾さんはその先駆的な役割を担われた」と故人をしのんだ。
牛尾氏から会長職を引き継いだ日本生産性本部の茂木友三郎氏は「サービス産業の生産性向上や、ワーク・ライフ・バランスの推進、女性活躍推進など、現在の日本生産性本部の活動の礎を築かれた」と功績をたたえた。
【時事通信社】
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