- 2023/06/22 掲載
テスラ、S&P500ESG指数に復帰 環境関連の開示強化
同社は昨年、人種差別の申し立てや同社の自動運転支援システム「オートパイロット」に関連した事故などを理由に同指数から除外された。これを受けてイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はツイートで「ESGは詐欺だ」と批判していた。
S&P広報担当者は、テスラが今年に入り自動車業界にとって重要な環境要因で良い結果を残したと評価。物理的な気候変動リスクの評価とサプライチェーン(供給網)管理戦略におけるESGへの配慮について情報を提供したという。
今回行われた年次の指数構成銘柄見直しで、テスラやシェブロン、フォックス・コープなど39社が5月1日からS&P500ESG指数に組み込まれた。一方、エクソンモービルやオラクルなど23社は除外された。
S&Pグローバルによると、S&P500ESG指数の構成銘柄企業の時価総額は約80億ドル。一方、S&P総合500種は15兆6000億ドル。
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