- 2023/06/29 掲載
乗田社長の再任案否決=空港施設
国土交通省の元事務次官による人事介入が問題となった民間企業「空港施設」の株主総会が29日、東京都内で開かれ、乗田俊明社長の取締役再任議案が否決された。会社側が提案した乗田氏以外の取締役候補8人の選任案は可決された。乗田氏の後任人事については、総会後の取締役会で決める。
介入問題を受け、同社が先月発表した新体制案では、設立以来初めて旧運輸省や国交省OBの取締役がゼロとなり、日本航空出身の乗田氏が留任して引き続き経営を主導する予定だった。空港施設には日航とANAホールディングスが約21%ずつ、日本政策投資銀行が約14%出資している。
【時事通信社】 〔写真説明〕空港施設の乗田俊明社長
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